国民栄誉賞が長嶋茂雄と松井秀樹に
国民栄誉賞に野球選手が2人同時に選ばれた。
王貞治がハンク・アーロンの世界記録を抜いた1977年に創設された賞で、王貞治氏が第1号受賞者となった。
野球界からは、2131試合連続出場の世界記録を更新した衣笠祥雄が87年に授与された。
今回の長嶋茂雄氏も、松井秀樹氏も世界記録を書き換えたわけではないので、受賞理由があまりよくわからない。基本的には世界記録とか、オリンピック優勝者等に与えられる賞のような気がする。しかも、オリンピック優勝でも何度も優勝している選手だろう。
受賞を喜ぶ人がいる反面、受賞を辞退する選手もいるようだ。
ヤンキースのイチローはマリナーズ時代、新人王やMVPなどに輝いた01年、シーズン歴代最多の262安打を記録した04年に国民栄誉賞を打診されたそうだ。が、いずれも「プレーを続けている間はもらう立場ではないと思う」と辞退したそうだ。王や衣笠は選手時代にもらったので別にもらっても問題ない気はするが、慢心しないように辞退しているのかも知れない。
83年に当時の世界記録である939盗塁をマークした福本豊氏(当時阪急)は「そんなんもろたら、立ちションもできへんようになる」との理由で辞退したという。名誉が嫌いな人もいるのだろう。
読売ジャイアンツOB 長嶋茂雄氏 サインボール 3:楽オク中古品 |